
家蚕の絹を紡いだシルクネップ糸で織り上げたレップタイ。

シルクネップは「つむぎ糸」とも呼ばれ通常の絹糸より繊維が短いのが特徴。
光沢を抑えた粒立ちのある表情はシルクでありながら温かみがあり、紺のブレザーはもちろんコーデュロイやツイードの上着にも馴染みます。

表面のネップが結び目を滑りにくくし、締めたノットの形を保ちます。

Trinity Hall Boat Club, Cambridge, 1887
Henley Royal Regatta winners
Photographer unknown / Public domain
Wikimedia Commons
レップタイの原型は19世紀後半の英国で連隊や学校、クラブ等が所属を示すために配色を定めたストライプのタイ。
20世紀初頭にアメリカへ渡った際には所属を名乗らないためストライプの向きを英国とは逆にしたとも言われます。
"Rep Tie"のストライプもそのアメリカ式に倣った右下がり。

仕立てはヴィンテージのレップタイに見られるふっくらとした剣先を手本に、タイの裏にステッチを入れずに仕上げました。
剣先がわずかにふくらみ、平らに押さえた現代のタイにはない立体感が生まれます。

全長は165cmとネクタイとしてはやや長めの設定。結び目に長さを使う着こなしまで見込んだ寸法です。


ダブルノットで結び目に厚みを出しても...。


タブカラーやカラーピンでノットを立ち上げても剣先が上がりすぎず...。


トラウザーズのウエストに差し込むタックインにも届きます。
製造は東京・台東区で40年にわたりネクタイを手がけるメーカーによるもの。
結び方や留め方を選ばない長さと温かみのある質感でVゾーンの組み立てに幅を持たせるレップタイです。
全長: 165cm
素材: シルク100%
日本製