"JW Anderson"
2019-20's Sculptural key motif leather shoulder bag
ジョナサン・アンダーソンによって設立され、クラフトと現代的な造形を交差させたデザインで支持を集める JW Anderson より、彫刻的な金具使いが美しい逸品をご紹介致します。
端正なフラップ型のフォルムに円盤、リング、鍵、チェーンから成るキーモチーフを重ね、コンパクトな佇まいの中へブランドらしい遊び心と確かな存在感を凝縮したこちらの逸品。

本体には滑らかな表情を持つレザーが用いられ、青みを含んだダークグレーからスモーキーなブルーグレーへと映る落ち着いた色合いが、光沢のあるゴールドカラーの金具を品良く際立たせており、フロントを飾る円盤状のロックパーツから鍵形のチャームへと連なる立体的な構造が、アクセサリーを纏うような華やかさを生み出しています。
横長のボディは薄めのマチによってすっきりと設計され、細身の調整式ストラップを備えている為、肩掛けと斜め掛けの双方で取り入れやすく、装いの輪郭を崩すことなく印象的なアクセントを加えられます。内装はベージュからライトブラウン系の柔らかなスエード調でまとめられ、外側の端正な配色との対比にも上質な奥行きが感じられますね。

内装のレザーパッチには JWANDERSON と MADE IN SPAIN の型押しが入り、フロントの円盤状金具と鍵形パーツにもブランド刻印を確認できるほか、ストラップのボタンにはアンカーを思わせる JW モノグラムがあしらわれるなど、小さな面積の中にもブランドの意匠が丁寧に落とし込まれています。

フラップ、円盤、鍵、チェーンを組み合わせた構成が2019年春夏に発表された Keyts ラインの特徴と重なり、ブランド表記や各部の仕様も同時期のデザインと整合することから、2019年から2020年頃の個体としてご紹介しています。
金具には擦れや小傷が見られ、内装底部にはペン跡を思わせる線や書き込み状の痕跡がございますが、ヴィンテージとして受け継がれてきた個体ならではの表情として、現在のコンディションとともにお楽しみいただけます。

ミニマルな服装の中へ造形的なアクセサリーを一点添えたい方や、日常に取り入れやすいサイズ感でデザイナーズならではの個性を楽しみたい方へ特におすすめで、テーラードジャケットやロングコートにはもちろん、シンプルなニットやシャツへ合わせるだけでも洗練された印象に仕上がります。
ジュエリーのような金具と穏やかなブルーグレー系の色調が共存し、実用的なバッグでありながらオブジェのような魅力も味わえる、JW Anderson の美意識を象徴する逸品と言えますね。是非この機会に。