“GUCCI” 2010's Mother of pearl detail metal pilot eyewear
1921年にフィレンツェで創業し、伝統的なクラフツマンシップを礎としながら、時代ごとに大胆な解釈を加えることでラグジュアリーの価値観を更新し続けてきたGUCCIより、繊細なメタルワークと装飾性を美しく融合させたアイコニックな逸品をご紹介致します。
シャープなシルバーカラーのメタルフレームを基調に、ティアドロップ型の大ぶりなレンズとダブルブリッジを組み合わせ、フロント上部へ乳白色のパーツを重ねることで、クラシックなパイロット型にGUCCIらしい装飾的な感覚を加えたこちらの逸品。

特に印象的なのは上側のブリッジに沿って設けられたマザーオブパール調のディテールで、中央には控えめにGUCCIのロゴが配されており、シルバーの硬質な輝きに柔らかな白のニュアンスが加わることで、一般的なメタルフレームとは明確に異なる表情を生み出していますね。

テンプルは細身に設計されながら、その表面には細かな連続模様のエングレービングが施されており、横顔から見た際にも装飾性が途切れず、さらにエンドチップにもフロントと呼応する乳白色を用いることで、全体を一つのデザインとして丁寧にまとめています。
レンズは透明感のある仕様となっているため、サングラス特有の強い印象を抑えながら、顔周りへ程良い存在感を加えられる点も魅力で、大ぶりな59サイズと細身のフレームの対比によって、モードでありながら重たく見えない絶妙なバランスに仕上げられています。

テンプル内側に確認できる表記は、Kering Eyewearの資料に掲載された2019年頃の同モデルと一致しており、シルバーフレーム、透明レンズ、マザーオブパール調のディテールという仕様も合致することから、2019年から2020年頃、アレッサンドロ・ミケーレ期に展開された個体として位置付けられます。
クラシックなアイウェアをそのまま取り入れるのではなく、少し装飾的で知的なニュアンスを加えたい方や、アクセサリー感覚で顔周りの印象を整えたい方に特におすすめで、ミケーレ期GUCCIらしい過去の意匠と現代的な感覚の交差を、日常へ自然に取り入れられる点にも大きな魅力がありますね。
スタイリングとしては、テーラードジャケットやロングコート、落ち感のあるシャツなど端正なアイテムと合わせるほか、ドレスやワイドパンツと組み合わせることで、エレガントさを残しながらジェンダーレスでモードな印象へ仕上げていただけます。
是非この機会に。