"Burberrys"
80's-90's angora wool A-line long coat
英国らしい品格と実用性を礎に、タイムレスなワードローブを築いてきた Burberrys より、素材使いが美しい逸品をご紹介致します。
柔らかな起毛感を持つアンゴラ系ウールを淡いベージュからライトキャメルを思わせる上品な色調で仕立て、流麗なロングシルエットへ落とし込んだこちらの逸品。

表地は毛100パーセントで、品質表示には緯糸へアンゴラを100パーセント使用した旨が記されており、繊細な毛足が空気を含むことで生まれるふっくらとした質感と、光を柔らかく受け止める穏やかな艶が、シンプルな佇まいにラグジュアリーな奥行きを与えています。
肩線を限定しないラグランスリーブは身体に沿ってなだらかに落ち、ゆとりを持たせた身頃から裾へ向かって緩やかに広がるAラインが、膝下まで届くロング丈に軽やかな動きを演出しており、丸みを帯びた大きな襟と折り返しカフによって、ヴィンテージらしい柔和な気品も感じられます。

フロントは留め具を表に見せない比翼仕立ての為、アンゴラの豊かな表情を損なわずクリーンな印象に整えられ、襟元に添えられた金色の縄目調フレームを持つ包みボタンが、端正なデザインへ控えめな華やかさを加えています。内側には滑らかなキュプラ裏地があしらわれているので、ニットやジャケットの上からも袖通しが良く、実用面まで丁寧に設計されていますね。

首元に配された騎士意匠入りの Burberrys 表記タグは1999年以前の旧ブランド表記と整合し、日本語の品質表示に見られる旧JIS系の取扱い絵表示やタグの仕様も踏まえると、1980年代から1990年代頃の個体と捉えられます。表記サイズは9および9ARで、ゆったりとした身頃とラグランスリーブによって、端正さを保ちながら自然な余白を楽しめるバランスです。
クラシックなコートを肩肘張らず日常へ取り入れたい方や、ロゴではなく素材と輪郭で上質さを表現したい方へ特におすすめで、ワイドスラックスとハイゲージニットを合わせれば端正な都会的スタイルに、デニムやフラットシューズを添えれば柔らかな抜け感のある装いに仕上がります。

旧タグならではの歴史性に加え、アンゴラの優美な質感と大きな丸襟、流れるようなAラインが揃った、現代のワードローブにも品良く馴染むヴィンテージコートです。是非この機会に。