平面的な発想ではなく立体的な構築から生まれたアイテム。
あえてコクーンシルエットに仕上げ、身体をやわらかく包み込むフォルムを表現しました。
肩紐は取り外し可能で、ベルトで調整すればベアトップとしても着用可能。
後ろ開きのボタン仕様で着脱もスムーズです。
全体にコラージュの感覚を落とし込み、ステッチを微配色にすることでさりげないアクセントに。
同素材のボトムと合わせれば、セットアップとしても楽しめます。
-Material-
ポリエステルが生まれたのは、半世紀以上も前のこと。
イギリスの研究室で、二人の化学者が石油から糸を紡いだのです。それは自然を模倣するのではなく、自然への宣言とも言える。
高度成長期に世界を席巻し、宇宙時代のユニフォームとなり、スポーツの限界を更新し続けました。一度は嫌厭されたが、また戻る——それは素材が変化したのではなく、時代の解像度が追いついただけ。
麻のように時間を蓄えるのではなく、常に美しく凛とした姿。それは変化しない美しさ——あるいは、変化を必要としない強さ。
-Voice-
布を切り、貼り、重ねる——
衝動に任せた手の動きが、やがてひとつのかたちとなる。
コクーンのように身体を包み込みながらも、自由にかたちを変える余白を残したビスチエ。
前後も、上下も、着る人の本能に委ねられる。
コラージュのような偶然の美しさを語りかける一枚。