音楽好きならご存じ、TALKING HEADS / トーキング・ヘッズのフロントマンとして知られるDavid Byrne / デヴィッド・バーン。実は彼、世界各地のツアーにも折りたたみ自転車を持っていくほどの自転車好きなんです。
そんな彼が、自転車で巡った世界の都市について綴った一冊が『自転車日記』。
車では通り過ぎてしまう景色も、歩くには少し遠い場所も、自転車ならちょうどいい距離感。街角の風景や人々の暮らし、文化や歴史、さらには社会のあり方まで、ペダルを漕ぎながら思考はどんどん広がっていきます。
いわゆるサイクリングガイドでも、旅のハウツー本でもありません。音楽家ならではの視点で街を観察し、考え、時には寄り道する。そんな自由な発想が詰まった、自転車好きにはたまらない都市のエッセイです。
読み終えたら、なんだか無性に自転車で街へ出かけたくなるはず。いつもの通勤路も、知らない旅先も。ちょっと視点を変えるだけで、まだまだ面白い発見が転がっているのかもしれません。